巡回指導と監査の違い
トラック協会の巡回指導、運輸局の監査
巡回指導はトラック協会が行います。
トラック協会は、民間団体の自主的な活動機関です。
トラック業界の健全な発展の促進や事業の社会的、経済的地位の向上等を目的として作られた組織です。
国土交通大臣から貨物自動車運送適正化事業実施機関に指定され巡回指導を行っています。
巡回指導は、事前に「いつ来るか」の通知が届きます。
ここで数々のチェックを受けて、A~Eの評価を受けます。
「D・E評価」は、場合によっては、運輸支局に通報され監査対象になってしまいます。
監査は運輸局が行います。
自動車運送に係る事故防止の徹底を期すとともに、運輸の適正を図り、利用者利便を確保する目的で実施されます。
こちらは連絡なしに突然やってくることが多いです。厳格にチェックされて、違反が見つかれば実際に処分されます。