巡回指導セルフチェック 20 点呼

(20)点呼

【確認】点呼の実施及びその記録・保存は適切か。

【注意】

  ①点呼は必ず対面で実施し、その記録を1年間保存しているか
  ②点呼は当該事業者の運行管理者若しくは補助者が執行しているか
  ③アルコール検知器を使用しているか、また常時有効に保持されているか
  ④点呼の執行のタイミングに問題はないか、日報との齟齬はないか
  ⑤補助者の選任要件に問題はないか
  ⑥IT点呼・受委託点呼を実施している場合、届出、許可申請をしているか 

【ヒント】

  ①宿泊を伴う運行等やむを得ない場合、電話点呼を実施
  ②補助者が点呼を執行している場合においても、3分の1以上は運行管理者の点呼が必要
  ③アルコール検知器の作動チェックは毎日実施しているか
  ④点呼のタイミングは、日常点検→乗務前点呼→出庫→帰庫→乗務終了点呼
  ⑤補助者の選任要件は、有資格者・基礎講習終了者
   運行管理規定その他組織図で業務の範囲を明確にしているか
  ⑥運輸支局へ提出した届出、申請書の控えは営業所に保存

重点指導項目です。

最近ますますコンプライアンス経営が求められています。巡回指導前だけでなく、定期的にチェックしましょう。

イチロー行政書士事務所が、監査・巡回指導対応をサポートします。